終活カウンセラーの視点

墓石・仏壇の元営業。終活カウンセラー。お葬式や宗教に関する裏話とか。

エンディングノートを書いてみよう①

人生の最後を迎えるにあたり、自分の思いや希望を家族や友人に確実に伝えるために「エンディングノート」というノートがあります。

遺言との大きな違いは、遺言は亡くなった後の希望や指示を書きますが、エンディングノートは現在から亡くなった後のことまで幅広く書けることです。

ただし、エンディングノートは遺言と違い法的な効力がありません。あくまでも、思いや希望を伝えるためのツールとして考えてください。

市販されているエンディングノートには、あらかじめ終活に必要な事項が記載されているので、記入しやすいのが特徴です。もちろん、自分でお気に入りの手帳やノートを探してそれに書くこともできます。

自分に何かあった時に、家族がエンディングノートを手にすることができれば、本人の意思を確認することができ、家族はさまざまな決断の後の、後悔や迷いも少なくなります。こういうことからも自分だけでなく家族のためにも必要なのがエンディングノートです。

自分自身と家族への大切な「記録とお願い」がエンディングノートの主な目的ですが、実際には以下のようなことを書いていきます。

・自分の生きてきた経歴や思い出など

・医療や介護の希望

・お葬式やお墓の希望

・財産や保険のリスト

・万一の連絡先リスト(親戚・知人など)

・遺言書

このような形で自分の思いを残すことで、家族や残された人にも自分の意思を伝えることができます。

エンディングノートを書いていくと自分の気持ちを整理、確認することができ、これからの人生を前向きに考えることができるようになる方が多いようです。

ただし、書いただけではただの自己満足に終わってしまいます。これからの人生で自分で自分の思いを伝えられなくなった時でも、エンディングノートを家族が手にすることで、自分の希望する最後を送れるように作成するものです。

ですので、折に触れて家族に自分の希望を伝えることが大切です。また、万一の際にすぐに気付いてもらえるようにエンディングノートを作成していることも家族や周囲の方に伝えておくことも必要です。

亡くなってから数年後に遺品を整理していて「エンディングノートが見つかった」などということにならないように対策を考えておくことも大事になってきます。

せっかく準備したことが全て無駄になってしまわないように、日頃から自分の希望を話したり、エンディングノートを書いていることを伝えておきましょう。

さあ、あなたも終活しませんか?